■ 図2-1 食物による不利益な反応のタイプ
食物アレルギーは、食物による有害反応が免疫学的機序によってもたらされている現象を指す。
■ 表2-1 IgE 依存性食物アレルギーの臨床型分類
アレルギー症状が出現する状況を「臨床型」として分類した。FDEIAとOASは、成人を中心に高頻度で認めることから、従来の「特殊型」の区分を削除した。
■ 表2-2 食物以外の抗原感作による食物アレルギー
食物アレルギーが成立する機序(病態)による分類と、それによって引き起こされる臨床型を一覧した。
■ 表2-3 食物以外のアレルゲンに由来する食物関連アレルギー(第15 章参照)
定義上は食物アレルギーに該当しないが、食物に関連するアレルギー疾患として解説した。
■ 表2-4 新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症の臨床型分類
詳細は、第16章参照のこと。
■ 表2-5 食物アレルギーの症状
重症度判定と対症療法は、第7章参照のこと。
■ 表2-6 食物アレルギーと鑑別すべき疾患や病態
これらの疾患や病態を正しく鑑別することは、適切な患者指導や社会啓発のために重要である。