■ 表14-1 花粉-食物アレルギー症候群に関与する花粉と植物性食品
特定の花粉にアレルギーを有する場合に、右に示す植物性食品による食物アレルギーを合併しやすい。ただし、この組み合わせ以外でも症状が誘発されることがある。
■ 表14-2 ラテックスと交差反応性を示しやすい食物
ラテックスアレルギーでは、表記の食物(多くは果物)を摂取した際に交差反応によってアレルギー症状が出現することがある。特に、上段の食物による誘発頻度が高い。
■ 表14-3 獣肉アレルギーの鑑別
pork-cat 症候群はネコ抗原の気道感作、α-Gal症候群はマダニ咬傷による経皮感作が主な原因である。
■ 表14-4 鶏卵アレルギーの鑑別
bird-egg症候群は、成人期でも発症しうる鶏卵アレルギーで、鳥抗原による経気道感作によって生じ、卵黄優位で、鶏肉アレルギーの合併も従来の鶏卵アレルギーに比べ多い。