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日本小児アレルギー学会誌第38巻4号発行のお知らせ(J-STAGE掲載)

会員各位

2024年(第38巻)4号をJ-STAGE版に公開しました。

本号は、来る11月2日(土)〜3日(日)に名古屋で開催される第61回日本小児アレルギー学会学術大会の抄録号です。今回は伊藤が大会長を務め、「科学に根ざしたアレルギー学(Science Based Allergology)」をテーマとしています。

特別講演では、ノーベル賞を受賞したPD-1を発見したキーパーソンである石田靖雅先生から、「自己と非自己の識別」という免疫学の根源的な話と、それを解明する研究のロマンを語っていただきます。京都大学の中山健夫先生は言うまでもなくEBMの牽引者ですが、EBMに振り回されない臨床のあり方について、目の覚めるようなお話しを頂けるものと思っています。
招請講演3題は、テキサス大学ガルベストン校で30年近く研究を続けてProfessorになられた堀内照美先生の「環境ホルモンとアレルギー」、欧米で小児食物アレルギーの発症予防から免疫療法をリードするKari C. Nadeau先生、サーモフィッシャーの一員としてアレルゲンコンポーネントの研究から臨床応用を推進してきたMagnus P. Borres先生です。
教育講演1は、先天性免疫異常症の最新情報を名古屋大学小児科の村松秀城先生から伺います。教育講演2は視点を変えて、学校の安全管理全体から見たアレルギーの問題を、名古屋大学教育学部の名物教授である内田良先生からお話しいただきます。

さらに、シンポジウム「極める」シリーズを7テーマ、ワークショップ「語る」シリーズを4テーマ、それぞれちょっと型どおりではない講演を企画しました。

一般演題は口演19セッション+I-PAS6セッション、いずれも現地講演のみです。この中で優秀演題セッションでは、会場で全演題を聴講された皆様からの投票も含めて最優秀演題賞を決定していく予定です。デジタルポスターは、講演を録音した画像ファイルを配信し、質疑は文字によるチャット投稿で行います。学会前日の11月1日朝から配信を開始しますので、ぜひ多くの質問を投げかけて下さい。
そして、サプライズの市民公開講座では、料理研究家の土井善晴先生をお招きして「料理の起源と健康と」というご講演を頂きます。抄録はありませんが、学会参加の先生は会場が許す限り聴講できますので、お楽しみに。
冊子体の抄録集は作成されませんので、このJ-STAGE版をダウンロードしてご用意いただきますよう、お願いします。

下記のURL(外部リンク)にアクセスの上、ぜひご高覧下さい。
日本語画面URL:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jspaci/list/-char/ja
英語画面URL:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jspaci/list/-char/en

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38巻4号_ダイジェスト版表紙

編集委員長 伊藤浩明
(2024年9月30日)


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