「喘息死・致死的気管支喘息増悪(発作)の患者把握を目的とした多施設共同研究」 ご協力のお願い
さて、疫学委員会では「喘息死・致死的気管支喘息増悪(発作)の患者把握を目的とした多施設共同研究」を実施いたします。
日本では、2017年に0歳〜14歳における「喘息死」ゼロを達成し、2018年以降も一桁で推移しております。しかし、未だに気管支喘息で死亡する小児が少数ながら存在し、その裏には更に致死的気管支喘息増悪(発作)の小児が存在することが推察されます。しかし、これまでに致死的気管支喘息増悪(発作)の疫学調査は行われておらず、その詳細はよくわかっていません。
この調査は、本邦での喘息死・致死的気管支喘息増悪(発作)の患者の把握、およびその要因の解析を目指しています。そのため、全国の医療機関からのデータのご提供が必要不可欠です。
具体的には、一次調査としてご所属の医療機関で診察された喘息死・致死的気管支喘息増悪(発作)の治療経験の有無をご教示頂きます。次に、二次調査として詳細な患者情報をご提供頂きます。手順の詳細につきましては、下記の手順書をご参照頂けましたら幸いです。
患者データをご提供頂き、解析することで、我が国の喘息死・致死的気管支喘息増悪(発作)の詳細を解明し、このような児を一人でも減らすための基礎資料となると信じております。ぜひ、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
添付資料：手順書（PDF）
（2023年8月24日）
疫学委員会
委員長 楠 隆
研究代表者 宮本 学、田中裕也
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