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既に報道等を通してご存知と思いますが、医療用ヘパリン類似物質製剤の美容目的処方等に関連し、健康保険組合連合会から「保湿剤処方の適正化」に関する政策提言が行われました。
これに対して、日本小児アレルギー学会としましては、理事会審議を経て、保湿剤による治療を必要とする患者さんに大きな不利益を生じかねないため、処方制限に反対する旨の要望書を厚生労働大臣、日本医師会長、健康保険組合連合会会長に提出いたしました。
一方で、会員各位におかれましては、引き続きヒルドイド等の医療用ヘパリン類似物質、および保湿剤の適正処方に努めていただきますとともに、やむを得ず適用外での処方を行う場合には必ず自費診療にて対応するなど、これまで以上に公的医療保険制度に則った診療を徹底するようお願い申し上げます。
理事長 藤澤隆夫
薬務委員長 勝沼俊雄
(2017.11.23)


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